メキシコ野球選手団、三次市での事前合宿中止

メキシコ野球選手団から2名COVID-19陽性者が出て、明日7月23日から予定していた広島県三次市での事前合宿が急遽中止になった。受け入れ関係者はきっと落胆されていることだろう。本当に残念だ。
 

現在2名は隔離中だが、他の選手はどうも予定通り来日するらしい。
 「どうも」と書いたのは、公式発表が出ておらず、Facebookの「メキシコ野球代表選手団」ページに「本日夜明けに出発予定」と書いてあるメッセージの写真や発言の動画が掲載されているからだ。

メディアニュースにはまだ見られない。

他の選手は全員濃厚接触者のはずだが、まさか、成田に到着して「入国拒否」なんてこと、ないよね〜〜〜

チャーター機ではないため一般の同乗者もいる。その人たちは濃厚接触者にならないのか？　
 選手村には入村できるの？
 サッカー南ア選手に対し、試合6時間前のPCRで陰性なら出場を認めるという例外を作ったのだから、メキシコ野球選手にも同じ扱いをするのだろうか？
 
 疑問は山ほどある。

少なくとも、メキシコ国内で検査体制が機能しているのはわかった。
 また、陽性者が出たことにより、今後チェック体制はより強化されるだろう。
 
 一方、受け入れ側の東京の体制は杜撰で、連日不安要素は増える一方だ。
 選手村や競技会場でのクラスター発生リスクが心配なのは、まさに、これからだ。
 
 こんな状況にもかかわらず、選手達は日本を信頼し、参加を選択した。

故郷広島で合宿をしたいというメキシコ選手団を私は全力で応援したい。
 
 🍀写真はメキシコのお土産たち。メキシコには計4回訪問した。

一つ一つに、胸のちょっと左側がきゅーっとなる温かい思い出が詰まっている。

(7月23日追記)

一行は入国した模様。

もし、組織委がメキシコ野球選手団を濃厚接触者と見なさずに選手村への入村を許可すれば、それは後々新たな問題の火種になるかもしれない。

選手は何も悪いことしていないのになあ…