2022年7月6日

ルーカス・パパウ軟膏 VS オロナイン軟膏

以前、オーストラリア在住の日本人の知人から、「これ、すごくいいよ!」とお土産で「ルーカス・パパウ軟膏 LUCAS' PAPAW OINTMENT」 を頂いた。

ほんとに重宝して、家族で愛用している。

100年以上の歴史を持つオーストラリア・ブリスベンにある会社が製造販売している。


 
効能は、

· Minor Burns & Scalds 軽度のやけど及び傷跡

· Sunburn 日焼け

· Gravel Rash, Cuts & Minor Open Wounds 砂利による傷、切り傷、軽度の傷

· Nappy Rash & Chafing おむつかぶれ・こすれ

· Insect Bites 虫刺され

· Splinters & Thorns 破片及びとげ


 
LUCAS PAPAW OINTMENT HPより)

「砂利による Gravel 」というところが、ブリスベンらしい。

オロナインに似ている。

しかし、成分は...

Fermented Fresh PawPaw Fruit パパイヤフルーツ発酵液

Rhus Succedanea Wax, ハゼノキ

Glycerine, グリセリン
 
Petrolatum, ワセリン
 
Canola Oil, キャノーラ油
 
Hydrogenated Castor Oil, 水添ヒマシ油
 
Beeswax, 蜜蠟
 
Corn Starch, コーンスターチ
 
Potassium Sorbate as preservative (0.1 mg/g). 防腐剤(ソルビン酸カリウム)

自然派成分がズラリ。

米国FDAや欧州EPの純度・安全性規格に適合しているとのこと。

一方、オロナインの成分は、


 
◎ 有効成分(1g中)

クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%):10mg

◎ 添加物

  • ラウロマクロゴール

  • ポリソルベート80

  • 硫酸Al/K

  • マクロゴール

  • グリセリン

  • オリブ油

  • ステアリルアルコール

  • サラシミツロウ

  • ワセリン

  • 自己乳化型ステアリン酸グリセリル

  • 香料

  • 精製水


 
大塚製薬HPより)
 

化学成分多め…

子どもの頃から存在するオロナインは、イマイチ効いているのかどうかよくわからないまま、とりあえず塗っておいたら安心だろう、という感覚で使っていた。

我が家ではルーカス・パパウ軟膏の登場により、オロナインの出番はすっかりなくなってしまった。

昨日、期日前投票にサンダルで行ったら、会場外の駐車場で何かの虫に足の中指を刺されて、いやーなかゆみと共に赤くぶわーと膨れ上がってきた。

帰宅して日本製の虫さされ用の薬を塗ってみたが、かゆみが収まらないどころか腫れがひどくなり、良くなる感じがしなかった。

そこで、ルーカスパパウ軟膏を絞りだし、患部に塗ってみると…


 
塗った瞬間から我慢できるかゆみに変わり、その数時間後には何事もなかったかのように腫れがひいた。
 
やっぱりいいわ~。
 

 
家族の中では「困ったときの赤いクリーム」という認識が浸透し、定位置にない時は「オーストラリアの赤いクリーム、誰が持ってる?」と訊ね合ってきた。
 
もうわずかしか残っていなくて、今度オーストラリアに行った時に買って帰るしかないのかな~と思って試しに調べたら、アマゾンで売っていることが判明!
 
早速購入。

一番右がお土産で頂いたもの。

モデルチェンジしたみたい。

2本で2000円。

これで当分は安心。

災害用のバッグに一本入れておこう。

個人の捉え方にもよるだろうが、メイド・イン・ジャパンが必ずしもベストではない場合もある。

知らないだけで、世界中にはまだまだ日本にはない素晴らしい逸品が沢山あるんだろうなあ。