2018年7月27日

泣くということ

娘を出産した直後歯が猛烈に痛み出し、入院中に院内の歯科に診てもらったのですが、特に異常は認められず、身体の疲れから来ているのだろうと言われたことがありました。

産後の痛みに加え、慣れない授乳で乳首に猛烈に痛みが出てきた頃で、さらに歯の痛みも加わり、出産ってつくづく痛みとの闘いだわ、と思ったものです。

その時から、この歯の痛み、たまーに出てきます。大体が身体の弱っている時やストレスを多く感じた時です。

つい先日、また出てきました… 

夜半にかけて痛みはひどくなっていきました。バファリンを飲んでも全く効きません。

痛みには強い方だと自負していますが、今回ばかりはあまりに痛いので涙が出てきました。

声をあげて泣くと、幾分か気がまぎれることに気がつき、リビングで子どものようにエーンエーンと泣いていたら、心配そうにショコラがやってきました。

「かあさん、だいじょうぶ?」


 

 
猫ってきまぐれですが、繊細でとても優しいです。写真は大分落ち着いた翌日の夜撮影の一枚です。

泣き疲れてそのままスーッと眠り、朝を迎えてかかりつけの歯科へ行きました。

丁寧に一つ一つ検査してもらった結果、、、

やはり今回も、歯と歯茎には問題はないと言われました。

考えられる原因は口筋痛だろうと。。。

こ、こうきんつう???
 

 

 
俄かに信じられなかったのですが、

「足がつったような症状が出たと思ってください」といわれ、納得しました。

事実、歯痛の前に何度か足もつっていました。水分が足りてなかったんですね。。。

暑さの影響が知らず知らずにこんなところにまででるなんて。。。

私は無意識のうちに噛み締める癖があると前から歯科医に指摘されていました。

今回もいつのまにかやってしまっていたんでしょうね…身体のコンディションが悪いとこんなにも痛くなるなんて驚きです。出産の時も、多分恐ろしく噛み締めてたのだろうと今になって繋がりました。


 
噛み締め防止に就寝時のマウスピース装着をすすめられてきたのですが、つけたときの違和感になかなかなれなくて、つけないことも多々あったので、これを機に毎晩つけて寝ることにします。

本題に戻しますが、、、

泣くって、 すごいパワーがあるなあとつくづく思いました。元々泣き上戸で、感動するとすぐ泣きます。しかし、辛い時の涙は別で、我慢しなければいけないという考えを子どもの頃から抱き続けてきました。おそらく、みなさんもそうですよね。

当たり前じゃないことに踏み出すのはなかなかエネルギーがいるものですが、

今回の場合、痛みのせいで藁をも掴む状態になり、なんでもやらないと、と、身体の防御反応が無意識のうちに働いて、泣いちゃいけない固定観念を粉々にしてくれました。自分的にはすごい発見をしたような境地です。
 

 

 
涙は痛みを和らげ、辛い気持ちを洗い流してくれます。

現代人はもっと泣いた方がいい!!

そう思って、同じような考えの人はいないかググってみたら、一杯いらっしゃいました。

科学的研究もなされてきたようです。

「涙活」なんて言葉もあるそうです。

泣きたいときは思い切り泣いてストレス物質を体内から排出することをオススメします!

泣いている人には涙を止めさせるのではなく、「泣きたいだけ泣いたらいいよ」と言ってそっと見守りたいと思います。

その後はきっと笑顔になれます。

体調も整ったので、来月の故郷ツアーに向けて最良の状態にもっていきますよ〜^_^