• MIDORi

ルッキズムについてーお薦め本と映画の紹介ー

最終更新: 3月29日

前回の記事で取り上げたルッキズムについて、より理解を深めてくれるお薦めの本と映画を紹介します。うち2つは過去に関連記事を書いているので引用しながらお話します。映画はいずれもAmazon Prime Videoで無料です(リンクを貼っています)。

日曜日、映画鑑賞しながら思考をリフレッシュしてみませんか。

Book:人は見た目!と言うけれどー私の顔で、自分らしく/外川浩子著


先日書いたこの本に関する記事の続編を書きます。


娘の通う学校の校長先生にお会いして本を寄贈してきました。 校長先生は「公立の学校はまさに多様性の社会なので、その良さを生かした教育を進めていきたい」と熱く語ってくださいました。ルッキズムの問題にも必ずや関心を持って下さり、教育現場に生かして頂けると期待しています。

娘は去年の夏、国語の授業で見た目問題をテーマに作文を書き、クラスで発表したこと、クラスメートから寄せられたコメントの中に「ルッキズム」という言葉を使っている生徒さんがいたことに感心したという話も校長先生に伝えました。


著者の外川浩子さんに早速報告しました。大変喜んでくださいました。いつか、浩子さんが娘の学校に講演に来て下さったらいいな~と願っています。

Movie:「ワンダー君は太陽


2018年に映画館で鑑賞した感想をブログに綴りました。


今回記事を読み返して、自分の体験を一つ思い出したので追記しました。


娘から私が「ジャックのママに似ている」と言われたのを完全に忘れていて、もう一度ジャックのママが登場するシーンを見てみました。

そして、重大な発見をしました。


ジャックのママのセリフをAmazon Prime Videoの日本語字幕ではこう言っています。「アイスクリーム屋さんであの子(主人公オギー)を見た小さい子が泣き出したでしょう。中等部では何がおきると思う?」しかし、ジャックのママは「小さい子」ではなく「ジャックの弟」と言っています。ジャックのママのセリフを起こしてみました。

"So if a nice kid like your little brother cries when he sees him, what kind of chance do you think he has in middle school?"


つまりジャックとママがたまたま目撃したシーンではなく、自分達の体験だったので、日本語字幕では意味合いが違ってくると思いました。


さらに調べていくうちに、この出来事は作者自身の実体験に基づいたもの、つまりジャックのママのセリフは著者の経験だったとわかりました。原作本「Wonder」の著者、R.J.パラシオ氏は、二人の息子を連れて行ったアイスクリーム屋での出来事を以下のページで詳細に説明しています。

見た目問題について親は子どもにどう伝えたらいいか、社会はこの問題とどう向き合うべきか、参考になる重要なポイントを述べていますので、ぜひこちらも目を通してみてください。


「ワンダーを執筆するにあたり、なにかきっかけはありましたか?」


Movie:「アイ・フィール・プリティ 人生最高のハプニング

人の魅力とは、(自惚れではなく)自信から生まれる風格や、他者に対して思いやりを持つ優しさから感じられるものだと教えてくれる映画です。

また、一見するとなんの悩みもなく誰もが恵まれていると思うような人でも、他人知れず悩みを抱えているもので、先入観で人を判断してはいけないというメッセージも伝わってきました。


日本語吹き替え版を担当したのが渡辺直美さんです。

全て繋がっていますね。


娘と一緒に2回観ました。何度見ても心がすっきりする映画です。


以上、本日は3作品をご紹介しました。


今後も色々おすすめしていきます!


*今回の一枚は、ワンダーで思い出して追記したエピソードと関連しています🍀




最新記事

すべて表示

医療的ケア児のいま

今日明日とNHKハートネットTVが医療的ケア児を取り上げています。 1992年、リンパ管腫の治療を受けるために来日したメキシコ人のカルロスちゃんと家族の通訳をしたとき、気管切開と胃ろうのケアのため両親は4時間以上連続して寝たことがないと聞いて家族の大変さを思い知らされました。 日本の親御さんたちも長い間同じような状況を強いられてきました。今年やっと医療的ケア児の支援を強化するため厚労省が報酬の見直