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縁とはかくも不思議なもの その2(その1をはるかに上回る長文です)

最終更新: 8月14日


2年前、娘が同じクラスのLちゃんと仲良くなり、LちゃんのママYちゃんと私も仲良くなり、家族ぐるみでのお付き合いが始まりました。


Yちゃんがうちへ初めて来たとき、「前からおたくの玄関が気になっていたんです~~まさか古民家再生だったとは!!(拙宅の外観は普通ですが、玄関だけは蔵戸です、、)。

父が古材や古建具などを取り扱う仕事をしているんですよ。」という話をしてくれました。


なんと、お父様のお店とは、知る人ぞ知る「桜花園」だったのです。


4か月後、その1で触れた熊澤酒造オクトーバーフェストへ一緒に行くことになりました。誘ってくれたのは、熊澤茂吉さんを紹介してくれた友人N子さんです。 3家族で大いに(笑)盛り上がりました。

熊澤酒造さんの敷地内には、和食、イタリアン、ベーカリー&カフェ、雑貨店があり、建物はいずれも拙宅と同じく古民家再生です。ひょっとすると熊澤茂吉さんもYちゃんのお父様をご存知かなと思い尋ねてみたら、「よく存じ上げていますよ。とてもダンディーなかたですね。」と言われ、初めてお店に行かれた時の情景と、Yちゃんのお父様への第一印象を興奮気味に話してくださいました。Yちゃんが娘だと聞いて驚いておられました。

また縁が繋がりました! ある日、Yちゃんとたわいない話をしていて話題は音楽に及びました。


「(Yちゃん:)父のお店に昔バイトで来てたゲンちゃんっていう人がいるんですけど、彼は子供のころからクラッシックギターを習ってて、今はウクレレ奏者で活躍しています。ブラジル音楽も好きで、以前ブラジルにも行ったことがあるって言ってました。」


すぐさま私はゲンさんという人に興味を持ち、是非紹介してほしいと頼んだところ早速連絡をとってくれて、ゲンさんとYちゃんご家族をうちへお招きしました。

音楽に関しては当時全く違うジャンルで活躍されていたので、「機会があれば何かやりましょう」という感じでその場では発展しなかったのですが、思いも寄らぬところで話題が盛り上がりました。

ゲンさんと会ったのは、ちょうど広島の父の生家のある庄原へ地籍調査の立会に行って帰ったばかりの時でした。


口伝なので真偽のほどはわかりませんが、先祖は平家の落人だったらしく何百年という気の遠くなるような年月の間祖母の代まで住み継がれてきました。残された山、田、畑の数がとにかく多いのです。


昭和26年に制定された国土調査法に基づき始まった全国の地籍調査がやっと一昨年うちに回ってきました。地籍調査はすでに開始から60年以上が経過しているものの、思うように進まず51%の進捗率だそうです。

未測量の土地は明治時代の公図がそのまま使われ、不正確な広さのまま固定資産税が算出されています。境界線が定まっていなければ土地の売買もできません。自費で業者に測量を依頼すると数百万円もかかります。

5年前に父が、4年前に母が他界し、姉と私が相続することになった膨大な量の土地(資産価値はほとんどありませんが、、)の調査を私が立ち会うことになりました。

今まで入ったことのない山奥まで業者の方々とくまなく見て廻り、先祖代々の軌跡を知ることができて自分のルーツを再確認する貴重な機会となりました。その時の感動をFBにしたためています。

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2014年11月13日付け FB記事より

9月の地積調査に続き、2日間の山籠りを終えて広島県庄原市から神奈川へ戻ってきました。 本来なら全筆の確認を行うのに9日間立会が必要でしたが現実的には無理なので、最重要箇所が集中している2日間のみを選択し、後は業者と地元のかたにお願いすることにしました。 プロの調査員と地元の山を歩ける機会はもう後にも先にもないと思います。


昔は田圃だったと考えられる場所や、牧柵の名残り、境の目印として残された木や苔の生えた岩、イノシシ道など興味深い所を沢山教えてくれました。改めて、先祖代々がこの土地をいかに愛し大事にしてきたかを感じることができたこの2日間は一生忘れられない思い出となりました。 調査員の方々は険しい山道を歩くので最初はかなり私のことを気にかけて下さっていましたが、同じペースで歩けると判断されたのでしょうか、やがて振り返られることもなくなりどんどん難所へ。今日は一部クライミング状態のところもありましたが、やはり振り返られることはありませんでした(笑)  普段、気難しいお年寄りを相手にされることの多いご職業柄なんだと思いますが、気の長そうな優しい方々ばかりで終始冗談を言いながらの調査となり辛い作業も楽しい時間となりました。

庄原市の天然記念物に指定されている「サイジョウガキ」の木と記念撮影。山の麓に看板はあるけどその場所からはそれらしき木は見えず、どこにあるのかも不明でしたが今日やっと会えました! 樹高15m、胸高幹囲3.1m。残念ながら境界線にごく近い隣家内にありました(´Д` )


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この話を、ウクレレ奏者のゲンさんに話したら、瞳をキラキラ輝かせて是非行ってみたい、と言ってくれました。


聞けば長年田舎暮らしを希望していて、色々と物件をみたりしてきたと。

田舎の母屋は空き家状態が続いているので、私としても住み手がみつかるのは願ったり叶ったりです。「次回の帰省の際、一緒にいきましょう」、という話になりました。

ちょうど同じ時期に亡き両親の建てた三次の家を売却し、庄原の山奥にあった先祖代々のお墓を神石高原町にある菩提寺管理の墓所に改葬することができ、やっと色々と落ち着いたので、この夏ゲンさんを案内できたらいいなと思い帰省予定を伝えたところ、是非に、ということで一緒に行くことになりました。そして、せっかく二人ともミュージシャンなのですからよい場所があればライブをやりましょう! と、まとまり。。。

さて、この続きは「その3」にてお伝えします☆

長文にお付き合い下さりありがとうございました☆