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23年ぶり


4月30日(月)、平塚のSad Cafeで行われたショーロクラブさんのライブに行きました。

メンバーのギター笹子重治さん、バンドリン秋岡欧さん、コントラバス沢田穰治さんのお三方にお目にかかるのは実に23年ぶりでした。

1995年、在ホンデュラス日本大使館勤務時に、国際交流基金の文化事業でボーカルのEPOさんとショーロクラブさんとパーカッションの渡辺亮さんが首都テグシガルパに来られ国立劇場でコンサートを開かれました。私は皆さんのアテンドを担当しました。その時の様子を過去のブログに綴っています。

「大使館員らしくない派手目な女性が『危ないですから気を付けてください』とやたら言っていたが、本人が一番狙われそうな感じだったなあ」と、笑いながらその時の印象を話してくださいました。。。派手だった自覚はないのですが、ラ米にずっといて麻痺していたのかもしれません。。。また、当時は20代前半でしたので、まあ、それなりの風貌だったのかもしれません。。

「やたら危ないと言っていた」のは、一行が「来ホ」された直前に身近で強盗事件が発生したばかりだったので、皆さんに何かあってはいけない、と、過剰に神経質になっていたことを思い出しました。

消えかかっていた記憶が蘇るとなんともこそばゆい感じがします。

後に、自分もブラジル音楽を演奏するようになり、Facebookでギターの笹子さんとパーカッションの渡辺さんのお名前を偶然みかけたので、お二人とは懐かしくメッセージのやり取りをさせて頂いて、いつか聴きに伺いたいと思っていました。

今回のライブの情報をFacebookで知り、これは!と思い、ショーロ好きの気の置けない音楽友達に声をかけてご一緒しました♫

ワイワイトークしながら開演を待つ時間、楽しかったです~♫ 鷹松さんと律子さんは、夫婦漫才みたいでやり取りを聴いているだけでゲラゲラ。

いつも強力に音楽活動を応援してくださっています。

バイオリニストの弘田久美子ちゃんはクラッシックをベースにブラジル音楽も演奏されています。器量よし、性格よし、一緒にいるといつもゲラゲラ笑う会話に発展します。


久しぶりに拝聴したショーロクラブさんの演奏は、23年前よりも渋みと円やかさと優しさが増しておられるように感じました。

ほぼ生音に近い音響環境も演奏と曲にぴったりでした。

今回のライブでは、去年ショーロクラブさんがリリースされたCD「Música Bonita」を全曲演奏されました。

全てオリジナル曲なので、MCでタイトルの由来を説明されたのが非常に面白かったです。私の演奏はカバーのみで、MCは歌詞の意味や曲が作られた背景などを文献を調べて引用したり、自分の体験とリンクさせて話たりすることが殆どなのでとても新鮮でした。

現在制作中の2ndCDに1曲だけオリジナルがあるので、その時だけはショーロクラブさんみたいなMCができるなと、楽しみになりました。

終演後の1枚。23年ぶりです。


現在の自分の活動のこともお話できて光栄でした。

長い間同じメンバーで音楽を作っていくことって希少価値のある素晴らしいことだと改めて感じた一夜でした🍀

ショーロクラブの皆さんをこれからも応援していきます!


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