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終わった〜!

メキシコパラ広島事前合宿の医療通訳業務は、後半担当の医療通訳さんに無事引き継ぎを終え、任務完了🙌💪

幸い、体調不良者も陽性者も出ず、病院同行業務はなかったが、直前になって通訳対象が陸上チームに加えて水泳チームも加わり担当人数が倍増になったり、合宿開始後も変更につぐ変更と予期せぬ対応が求められたりと、平均睡眠時間約三時間のハードな一週間を過ごした。

茅ヶ崎に戻ってからも報告書に記載すべき量が多すぎて、ほかの仕事に全く手がつけられなかった。今日やっとブログが書けた〜〜💦 


すでに報道されたように、来広3日目、メキシコー成田便の一般人同乗者に陽性者が出たという連絡があり、その陽性者は一行とは無関係なのに、運悪く、その陽性者の前後二列に座っていたメンバー合計10名が濃厚接触者に認定されてしまった。

とんだとばっちりで本当に可愛そうだった🥲 

同時期に到着したブラジルのパラチームは選手団の中に成田で感染者がみつかり、のちに同じ団の濃厚接触者の中から陽性者が出たが、接触の頻度や距離はメキシコとは違い、もっと頻繁で近かったに違いない。濃厚接触者の認定基準は実態に合わせて変更すべきではないだろうか。中でも、機内二列目と三列目で扱いが天と地の差というのは私には全く理解できない。


プレスリリースが出たら周囲が賑やかになってくるかと思いきや、天候が悪化し、豪雨による災害のニュース一色となった。

滞在していたホテルも避難指示の区域内にあり、昼夜問わず何度もスマホに警報が届きアラームが鳴り響いた。

故郷三次の江ノ川が氾濫したというニュースでこころ穏やかではなかった。


心配はつきなかったが、合宿も明日で全員終わり。選手村へ移動する予定。すでに入村した選手達から晴れ晴れとした写真が送られてきて、心から安堵している。


合宿中のエピソードは少しずつ話せる範囲で伝えていきたいと思っている。

過酷な現場だったが、出会いは素晴らしかった。

また、自由のない隔離生活がどれほどストレスフルか、身を持って経験した。

エレベーターも人を呼ばないと使えず、もちろん、外にも、ホテル内の売店にさえも自由に行くことは許されなかった。三食ほぼ同じ食事で、食べたいものも飲みたいものも口にできなかった。選手団は異国の地でよく耐え抜いたと思う。


私も我ながらほんとによく頑張った!

ご褒美に帰りの新幹線はグリーン車にした。

プロの通訳者として、オリパラではボランティアは絶対にやらないと心に決めていた通り、プロとして現場に立てたことを嬉しく思う。


帰路の感染対策も、この通りばっちり。

密なし!


毎日PCR受ける生活もあと僅かだー!



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