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災害ボランティア

ここのところ色々と動きがあり、ゆっくりブログを書く余裕なく時間だけがどんどん過ぎていく感じですが遅くなっても残したいことは書いていきたいと思います!


先週土曜日台風19号被災地支援に参加しました。


神奈川災害ボランティアネット(Ksvn)のボラバスで朝7時に横浜駅を出発、

県内で最も被害の大きかった相模原市災害ボランティアセンター津久井地区センターに向かいました。


車中では一人ずつ自己紹介をし、声を掛け合いやすい雰囲気が作られました。


一時間ちょっとで到着。 Ksvnスタッフさんがセンターと活動内容を調整し現場へ向かいました。


自治会館の裏山とスポーツ広場入り口の側溝及びグラウンドの泥出し作業でした。

私はスポーツ広場側のグループに入りました。


作業場に一番近いお宅の家主さんが出てこられ「ついこの前手術したばかりなもので作業できなくてすみません」と言われました。本来は安静が必要な時期なのに作業着を着て申し訳なさそうに出てこられた様子に胸がしめつけられました。


現場は山水の河川氾濫と土砂災害の泥出しだったので臭いは全くなく、お手洗いも水道も使えて作業現場としてはかなりやりやすい環境だったと思います。今回私に与えられた場所はここなんだと自分を納得させ泥出し作業に集中しました。


ベテランのシニアボランティアの方々から土嚢の作り方や積み方を教えてもらえたことは貴重な経験になりました。


「スピードより丁寧さが大事」


ある参加者さんの言葉が心に残りました。


丸一日、中腰で重いものを運んだ翌日は動けないだろうと思っていたら、意外や意外、結構大丈夫でした。トレーニングは無駄ではなかったようです。


スタッフさんの見立てではこの日だけでざっと1000袋ぐらいは土嚢作ったらしいです。

参加者のみなさま、お疲れさまでした。 私たちボランティアは作業が終われば被災していない場所に帰るわけで、そんなボランティアを被災者の方々はどういう心境で見送られているのだろうかと思いを巡らしました。寂しい想いをされていないだろうか、複雑な気持ちを抱えておられないだろうか。

自分がその立場ならどう接してほしいか、どんな言葉をかけてほしいと思うか。


「また帰ってきてくれるという安心感をもちながらひとたびお別れできるといいな」


それが私の結論です。

被災地はこれからもっともっと寒くなっていくのに、ボランティアはどんどん減っていくという状況はなんとかしなければいけません。


自己管理を徹底し再び被災地に向かおうと思います。


各写真に説明を付記しました。


氾濫した小川

スポーツ広場に堆積した土砂

この厚み分の土砂を掘り出した

側溝泥出しアフター

土嚢袋をセットするプラスチック製の筒。私の主な仕事は土嚢袋の口を開き筒にセットし仲間が土砂を入れたら筒を外し土のう袋の紐をしばり運ぶ、という一連の作業だった

休憩中。シニア男性のパワーに圧倒された!アップOKの許可取得済み。

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