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8月6日 MIDORi × 源光寺 ボサノヴァ・コンサート  “Oração祈り”~inori~ライブ報告


今年5月より、ボッサ三次実行委員会のみなさまと一致団結して準備をすすめてきた8月6日のコンサートは、10日以上経った今でも未だに昨日のことのように感じるとても印象深いコンサートとなりました。 当日の駐車場案内や様々なセッティングでお世話になった源光寺門徒さんが写真を送ってくださいましたので、お客様やスタッフさんから頂いた写真と共に掲載しながらライブレポをお届けしたいと思います。 毎年8月6日は、私が知る限り過去に一度だけ雨が降っただけで、決まって晴天に恵まれます。

今年も例にもれず、快晴。

さらに広島県内に「高温注意報」が発令されるほどの猛暑に見舞われました。

三次は山間部にあり朝晩比較的気温が下がること、源光寺さんは高台にあり風が通りやすいということで、開演時間には若干涼しくなるかと期待していましたが、、、 この日は全く気温は下がらず、本番前のリハーサルは汗をかきかき。。。

お客様のことを思うととても申し訳ない想いでハラハラしていたところ。。。 開場が始まり、ほぼ全てのお客様のご来場が完了した頃、突然スコールのような夕立がありました。 それはまるで、両親の空からのプレゼントのようでした。 恵の雨の打ち水効果で、涼しい風が本堂内を吹くようになり、少しばかり気温が下がりました。 ボッサ実行委員長米山恵さんのおかげで、前日5日の中国新聞朝刊県北版にコンサートに関する記事が掲載されたこともあり、定員を上回るご予約をいただき、会場は超満員となりました。 第一部は「故郷への想い~Saudade~」と題し、三次とのかかわり、故郷を離れてその良さに初めて気がついたことなど、熱い想いをCD収録曲を中心に曲と関連付けながら演奏しました。

ゲストとしてお招きしたKensouさん(竹弦教ボーカリスト)と谷口邦彦さん(ギタリスト)とは、「花は咲く」を一緒に演奏しました。 伸びやかなKensouさんの安定ボイスと、お人柄がそのままギターの音色に表れている谷口さんの優しいギターで心地よいハーモニーとなりました。

MCの中でも紹介しましたが、谷口さんはリアルおじいちゃま、そしてKensouさんはまもなくおじいちゃまになられるというお二人。 アンビリーバボーです!!! そんな、素敵円熟デュオのお二人(今回初結成だそうです!)は、味のあるHonesty/Billy Joelを演奏してくださいました。


実は、実行委員会長の惠さんも、今回素晴らしい音と舞台を作ってくださった音響の玉井さんもなんと50代。40代の私に沢山の希望を与えてくださいました。 お客様も、親戚や友人も、みなさま年齢不詳の方々ばかり。 MCでも申し上げたように、やっぱり県北は水と空気がいいんだと思うんです。 (しれっと故郷自慢♫)


音響の玉井さん。高校の先輩です。朝から暑い中一日かけて準備してくださり、まさに思い描いていたような厳かな中に柔らかさのある音と空間を作ってくださいました。 (余談ですが、初対面のBossa no Arいわみんさんは、最初玉井さんがご住職かと思っていたそうです。。。) 超ご多忙の中、お引き受け下さって本当にありがとうございました🍀

そんな皆様から第一部で沢山の良い気をいただき、第二部「平和への祈り~Oração pela paz~」へと移りました。 福間 玄猷ご住職から「光」をテーマにご法話をいただきました。 今回私の無茶ぶり的な要請に応えてくださり、これまでにご経験がないという5分間のご法話にまとめてくださいました。 「時代に沿ったこれからのお寺の在り方を模索されている」というお言葉通り、わかりやすい言葉でお話をまとめてくださいました。

ご法話のあと、第一部と同じくBossa no Arさんのショーロ演奏でオープニングを飾って頂いたあと、EPOさんの曲「赤い川」のアカペラから入りました。 この曲を初めて聴いたのは、1995年、当時在外公館派遣員として勤務していた在ホンデュラス日本大使館へ、国際交流基金の文化事業で来「ホ」されたEPOさんが、ショーロクラブさん、パーカッションの渡辺亮さんと共に演奏されたコンサートでした。 日本語が全くわからないスペイン語圏の聴衆を前に、EPOさんは堂々と歌い上げ会場を魅了されていました。素晴らしいコンサートでした。 特にこの「赤い川」が印象的で、長年私の心の中に残っていました。 歌詞の中に「歴史を塗り替えるインクはいらない。かわりにそのわけをきかせて」とあります。 72年前の8月6日、広島市内を流れる川は怒りと嘆きと悲しみで赤く染まりました。 第2部の選曲にあたり、この曲が一番に脳裏に浮かび、演奏させていただきました。 共演者のBossa no Arさんは期待通り、幻想的なバンドリンとギターの音色で見事に仕上げてくださいました。 私がラテンアメリカの軍事政権の歴史に興味を持ち留学した根底には、広島で生まれ育ち、平和への想いが強かったことが根っこにあると思います。 ブラジル軍事政権時代に生まれた代表的なプロテストソングを2曲演奏し、その後先日動画をアップしたA PAZ(平和)/Gilberto Gil & João Donatoの曲に込められたメッセージを伝え、演奏しました。

続いて、第2部特別企画第1弾、「青い空は」を会場内の皆様と一緒に合唱しました。

青い空は

【作詞】小森 香子 【作曲】大西 進

1.青い空は青いままで   子どもらに伝えたい   燃える八月の朝    影まで燃え尽きた   父の母の 兄弟たちの   命の重みを 肩に背負って 胸に抱いて

2.青い空は青いままで   子どもらに伝えたい   あの夜 星は黙って   連れ去って行った   父の母の 兄弟たちの   命の重みを 今流す灯篭の 光に込めて

3.青い空は青いままで   子どもらに伝えたい   全ての国から   戦(いくさ)の火を消して   平和と愛と 友情の   命の輝きを この堅い握手と    うたごえに込めて   うたごえに込めて


「青い空は」は、小学校の朝の音楽朝会で歌っていました。 この曲を歌うと胸から涙が出そうになるのです。それほど、思い入れの強い曲です。 同級生の友人をはじめ、会場の皆様が声高らかに歌声を響かせてくださり、会場が一体となりました。みなさま、ありがとうございました☆彡

同じく広島に生まれ育ちこの曲をよくご存知だったBossa no Ar、ミチコさん&いわみんさんが伴奏してくださったことで、曲に魂が宿った感覚がありました。

第2部特別企画第2弾は、「最強の布陣・チームボッサ三次委員会」スタッフの皆様と「Imagine」を合奏しました。 ゲストのお二人に加え、惠さんと桑田さんにはウクレレで、福間ご住職とマルチな大田美重子さんには歌で入っていただきました。直前にソロパートをお願いしたにもかかわらず、見事に大役をこなしてくださいました! スタッフの皆様には、感謝してもしきれないほどです。

コンサート成功に向けて一丸となってくださったおかげです。

そのチームワークが演奏で表現されたと思います。


こうして、全14曲、全身全霊を込めて演奏させていただきました。 大きな拍手とアンコールを頂きました。

「暑さを忘れるくらい感動した」、「とても良かった」というご感想を多数お寄せいただきました。CDも沢山お買い上げくださいました🍀

故郷の愛と善意に抱かれたひと時でした。

お帰りのお客様の足元を、源光寺さんがお手製の竹灯篭で優しく灯してくださいました。


音楽を通じて故郷の三次と再びつながることができて、こんなに嬉しいことはありません。きっと亡き両親も喜んでくれていることと思います。

三次滞在中ずっとお世話になっていた伯母からは「ようやった!!!!!ほんまに私は感動したよ!!!」と言ってもらいました。「亡き二人に見せてやりたかった」と、涙ながらに言ってくれました。実家のように甘えさせてもらって、今回のコンサート成功は伯母が支えてくれたおかげでもあります。

コンサート終了後、メンバーの皆さんと一緒に♫  親戚の集合写真みたいで大好きな一枚です🍀


早速、来年の夏も三次で演奏を!というご依頼を数件いただきました。 形を変えて、ブラジル音楽の魅力を三次や庄原のみなさまにお届けできたらと思っています。 再び皆さんの笑顔に会えることを願って🍀 ~Special thanks to~ Bossa no Arさん、源光寺福間ご住職、米山恵さん、桑田さん、Kensouさん、谷口さん、伊川さん、藤井さん、チラシ配布にご協力くださいました各店舗のみなさま、親戚、友人のみなさま☆


© 2014 by MIDORi

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