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感染による差別をなくすために

最終更新: 5月4日

去る2月、日本で初の新型コロナウイルス感染例が報道された時点で、今年は三次には帰れないかもしれないと覚悟を決めました。これまで、国内外で様々な感染症を耳にした中で、今回のウイルスは直感的に別格だと感じたからです。


今年8月には母校の同窓会で演奏する予定でしたが、感染患者が多発している東京近郊に住む私が移動することで、まだ感染が拡がっていない広島の方々に不安を与えてはいけないと思い、先週正式に辞退を申し入れました。


その直後のことでした。


三次市でクラスターが発生してしまいました。


すぐに危惧したのは地元医療機関の崩壊と感染拡大による二次被害、つまり偏見と差別です。


人情溢れる素晴らしい故郷を守りたい。


遠く離れていて何ができるだろうか。 そうだ、正しい情報をみんなが共有できれば、差別は食い止められるかもしれない。

口伝いしかなかった昔と今とは違い、誰もが正確な情報を入手できる。


そう考えました。


私の住む自治体のHPもそうですが、感染症例を時系列で個別にまとめる方法で公表しており、これでは閲覧するのに時間もかかるし混乱や誤解を招く恐れがあります。


そこで、必要な情報を一瞥できるサイトを作るべく、三次市の感染状況を一覧表にまとめてみました。初期症状から検査日までの行動履歴と陽性反応が出るまでの期間が把握できます(4月21日よりトップページに更新情報をまとめています)



この表をご覧いただければ、感染を引き起こしたのは誰のせいでもないことがおわかりいただけるのではないかと思います。


今回の新型コロナウイルスの最大の特徴は症状のない感染者がいる、ということです。


ここで、私の愛する三次のみなさまに心からのお願いです。


もしかしたら自分が感染源だったんかもしれん」と立ち止まってみてください。

誰も自分だけはウイルスを持っていないとは言い切れないのです。


そして、今陽性反応が出て苦しんでいる方々、そしてそのご家族に「自分がうつしてしもうたかもしれん」という意識で接してみてください。


その意識が差別や偏見を思いやりに変える力になります。思いやりに変えることができたら、三次の人々の持ち前の優しさが感染力拡大防止に必ずプラスに働きます。


どうか、人口が密集している地域には到底真似のできない地方社会の底力を見せてください。「三次モデル」と世界から評される感染拡大防止策を独自に考案することを目指してください。私も考えてみます。


クラスターが発生した場所に勤務する皆様、そして地元の医療機関のスタッフの皆様に最大限の敬意を表し心からのエールを送ります。 はやく三次のみなさまと会いたいです。


© 2014 by MIDORi

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