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メキシコの巨匠、アルマンド・マンサネロ氏の名曲『Esta tarde vi llover』


2nd CD『HOME』の最後の曲「La Casa」(家)は、メキシコが生んだ巨匠、Armando Manzanero アルマンド・マンサネロ氏の作品だ。

スペイン語圏の友人との会話で、昨年12月にマンサネロ氏が亡くなったことを知った。 享年85歳。


私が初めて聴いたマンサネロ氏の曲は、今日紹介する『Esta tarde vi llover』(今日の午後雨が降るのを見た)。

1967年にリリースされ、世界の名だたるアーティストによって続々とカバーされ、ビルボード誌が選んだ、「1921年から2015年までのラテン音楽ベスト50」の堂々一位に輝いた曲でもある。

私もライブで何度か歌ったことがある。


亡くなった翌日の昨年12月29日20時、メキシコでは「窓を開け、みんなで Esta tarde vi llover を歌おう」という追悼イベントがあったらしい。 遅ればせながら、私も感謝と追悼の意を込めて、日本からマンサネロ氏にこの曲を捧げたい。

 
Esta tarde vi llover / Armando Manznero 引用元:LETRAS 訳:MIDORi Esta tarde vi llover 今日の午後雨が降るのを見た Vi gente correr 人々が走るのを見た Y no estabas tú そして君はいなかった La noche vi brillar un lucero azul 夜、青く光る星を見た Y no estabas tú そして君はいなかった La otra tarde vi un ave enamorada 別の日の午後、恋する鳥が daba besos a su amor, ilusionada ときめきながら愛するパートナーにキスするのを見た。 Y tú no estabas そして君はいなかった Esta tarde vi llover 今日の午後雨が降るのを見た Vi gente correr 人々が走るのを見た Y no estabas tú そして君はいなかった El otoño vi llegar 秋が来るのを見た Al mar oí cantar 海が歌うのを聞いた Y no estabas tú そして君はいなかった Yo no sé cuánto me quieres 君はどのくらい僕のことを好きでいてくれるかわからない Si me extrañas, o me engañas 僕を恋しいと思っているのだろうか、僕をだましているのだろうかSólo sé que vi llover ただ雨が降るのを見たのはわかっている Vi gente correr 人々が走ったのを見たのも Y no estabas tú そして君はいなかったことも

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