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JOBIMと私(序章)


長い間求めていたものが突然目の前に現れたとき、みなさんはどんな反応をすると思いますか?

私は、文字通り息を飲み、心臓の鼓動を感じました。

先月、逗子渚小屋さんと音楽仲間が取り持ってくれたご縁で、 あるとても素敵なかたから 幻の全集「Cancioneiro Jobim全5巻]を、お譲り頂きました。

Antonio Carlos Jobim

ボサノヴァの父と呼ばれる偉大な音楽家です。

あの時の出会いは、生涯忘れないと思います。


ご縁を繋いでくださった方々の愛とやさしさのおかげで、全集を我が家にお迎えすることになりました。

この全集は、メロディとコードだけでは伝えきれない各曲の情報をピアノ楽譜で伝えたいというジョビンの想いが結集しています。ここに掲載されているアレンジはピアノと歌のためになされたものです。

ジョビンが後世に残したかったものの全てが、ここに詰まっているような気がします。

私のように、ジョビンと同じ時代にも同じ場所にもいることができなかったものにとっては最高のバイブルです。 「イパネマの娘」のページを開いてみました。

m.s とは、mão sinistra 左手 m.d はmão direita 右手 です。 左手でベースをここに入れるために、ここで手を入れ替えさせるのね。

興味深いです。楽しいです。

演奏する曲はとりあえず、全部弾いていこうと思っています。

私が手掛けようとしている、何年かかるかわからない壮大なプロジェクト(まだ内緒)の大きな手助けになってくれることでしょう、といいますか、そのプロジェクトを実現させるためにジョビンが私にもたらしてくれたご縁なんじゃないかしら???とまで思えるほどの、奇跡の出会いです☆ これから内容を皆様に少しずつお伝えしていけたらいいなと思ってます♪


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