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久しぶりの再演 その1

先日、とある小学校の先生から演奏依頼を頂きました。


以前、別の小学校に招かれて演奏したことがあり(その時の記事はこちら)トーク8割、演奏2割という感じだったのですが、 今回は演奏8割、トーク2割といった依頼だったので、


「私の歌で子どもたちが寝てしまわないですかね?」


と訊ねたところ、 こんな素敵なお返事を頂きました。先生から掲載許可を頂いたので紹介します。

 

「寝てしまっても、かまわないと思います。

ボサノヴァなんて、生まれて初めて聴く子がほとんどだと思います。

逆に、今の時代だからこそ、癒しの音楽が必要だと思います。


以前、4年生に「3月の雨」を教えたとき

MIDORiさんの歌声を聴かせたところ

「気持ちよくてずっと聴いていたい!」とせがんてきた子どもたちの眼差しが、忘れられません。

時間だから、聴きたい人は休み時間に来てね、って言ったら

本当に殺到した現象が、その必要性を物語っていると思います。

貴重な休み時間に、男子も女子も、椅子に座って「もう一回!」「もう一回!」という光景はお見せしたかったです」

 

もう迷いはありませんでした。 ボサノヴァは大人が聴く音楽という固定概念にとらわれることなく子どもたちに聴かせて下さった先生と、 こんなに純粋な反応を示してくれた子どもたちに私の歌を届けたいと思いました。


まさにその直後でした。

2013年から2015年まで、一緒に活動していたアコースティック・トリオ  “O Som do Silêncio” の元メンバー、 ベーシストの吉澤哲史さんからメッセージを受けとりました。


ギタリストの渡邊美雄さんと久しぶりに再会し、 また一緒に演奏することになったこと、 彼との共通理念で、こんな時代だからこそ、 平和、愛、命それぞれの大切さ、尊さを自分達なりに表現していきたい、 そこでぜひMIDORiさんともまた一緒に演奏したい、というメッセージでした。


なんというタイミングだろうと驚きながら、二つ返事でOKし、 小学校での演奏を打診したところ、二人とも快諾してくれました。


早速、横浜で再結成式(!?)を行いました。 会った瞬間、7年のブランクは見事に消え去りました。

先日、二人が出演するインストライブに飛び入り参加させてもらいました。

応援団長長谷川宏さんや、弘美さん、久実子さん他、バンド再開を心待ちにしてくださっていたお客様が一杯来て下さっていて嬉しいサプライズでした。

あいにくトラブル続出のスタートとなりましたが、皆さんに温かい声援をいただき、お客様の存在の大きさ、有難さを改めて感じました。


今までのソロ活動は継続しながら、バンド活動にも力を入れたいと思います。


バンド初仕事となる小学校の演奏は来月初旬です♫

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