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笠間初訪問


去年、茨城県日立市にあるストーンビーチさんで演奏した時に知り合いになったドラマーの根本拓さんにお招きいただき、茨城県笠間市で演奏してきました。

笠間といえば有名なのが、笠間焼です。

毎年、GW期間中延べ50万人以上の来場者でにぎわう最大の陶器祭り、笠間陶炎祭(ひまつり)が開催されます。

会場のすぐ隣にある「笠間民芸の里内 ふれいあサロンかさま~る」で行われた「Bossa Nova×Jazz Live たっぷりボサノヴァ、ちょこっとジャズ」というライブに出演しました。

ライブに先駆けて、根本さんがこんな素敵なフライヤーを作成し、市内で配布してくださっていました。

上野発の夜行列車、じゃなくて、特急列車に乗り1時間ゆらゆら。あっという間でした。近いですね~。

友部駅で降りて根本さんにピックアップしていただき、会場について諸々確認してから、音出しまでの時間をちょこっと観光へ。 まずは日本三大稲荷の笠間稲荷神社へお参り。


ちょうどその時、娘からメールが届きました。 「今日はみどりの日だって、お客さんに言うんだよ~。がんばっぺ。」 あ、そうだった。そうだった、と思いながら、神社を出て稲荷門前通り沿いのお店に入ったら、今度は目のまえにこんな看板が。

私、旧姓は松山といいます。 私の旧略称が勢ぞろいしているではありませんか。


地元では知らない人はいないほど有名な銘柄だそうです。

MIDORiはみどりの日に松緑を買ってきました。

同じく、門前通りで、根本さんが蒸かしたてのくるみまんじゅうをご馳走してくれました。中に餡子が一杯入ってて優しい味でほんとに美味しかったです~♫

くるみまんじゅうと根本さん。

通りのつきあたりには、旧「井筒屋旅館本館」があります。 明治時代から続く老舗旅館として親しまれていましたが、東日本大震災で被災し廃業となっていました。 神社周辺のシンボル的存在だったので、市が買い取ってこの4月1日に観光や市民活動の拠点として生まれ変わったそうです。できたてほやほやでした。


内部は昔の面影はありませんでしたが、地元の方々も観光客も気軽に集える空間になっていました。

宿泊客用に使われていた金庫。昔の面影を残した僅かな品です。

 

陶炎祭来場者でごった返す道路の大渋滞を潜り抜け(時に、期間限定の一方通行に悩まされ「こんなところに出たか!」と根本さんが叫びながら笑)再び会場へ戻り、根本さんはライブ準備に着手、私は陶炎祭へ向かいました。 制限時間1時間。うち、移動徒歩往復20分。賞味40分で見事、昼食と買いものを達成しました!すごい、自分! 笠間市一押しの「笠間いなり寿し」を食べました。

さっぱりしていてペロっと平らげてしまいました。どれも美味しかったです♫ そして、会場内を速足でゲットした品々です。第一印象で決めました。

小皿は、「やまさき陶苑」さん、マグカップは「新田陶房」さんの作品です。 触れた感じがとてもいいのです。

こうして、短時間ながら旅気分を味わったあと、14時に音出し開始しました。

ベースの黒沢さんとは2回目。 ピアノの西谷さんとフルートの近森さんとははじめまして、でした。 ライブ中の写真がないのが残念ですが、会場には多くのお客さまにお越しいただきました。 性別・年齢問わず、様々なお客様から「いい声だね~、笠間に来てくれてありがとう!」と言って頂いて本当に嬉しかったです🍀

今回ご一緒したメンバーの皆さんはジャズ・ミュージシャンの方々ですが、このライブに向けてボサノヴァを聴きこんで研究された様子が演奏から伝わってきました。 私も、今回、長年温めてきた「My Foolish Heart」を披露しました。気持ちよく歌わせていただきました♫ 北関東で演奏する時の仲間ができたことも大きな収穫でした。 ライブ後に、皆さんと記念撮影。

センターを飾ってくれたのは、ず~っと素敵なママと聴いてくれていたベース黒沢さんの可愛いお嬢様です。ご両親の許可を得て掲載します。 途中子守歌になったみたいで、それも嬉しかったなあ。 娘も同じの年の頃、ライブはじまって2曲目くらいから早々に眠りについていたのを懐かしく思いだしました。 笠間、素敵な町でした。

またいつか皆様にお目にかかれる日を楽しみにしています♫ 


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