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三次マルシェット in 東京

去る10/9(日)、銀座にある広島アンテナショップ「ひろしまブランドショップTAU」で開催された「三次マルシェット in 東京」に参加してきました。


故郷三次に所縁のあるかたに声をかけたいなと思い、三次ご出身のお客様Yさんをお誘いしたところ「ぜひ!」というご返事を頂き、ご夫君とお二人でいらして下さいました。


Yさんとの縁を繋いでくれたのは、NHKEテレ「ふるカフェ系ハルさんの休日」でした。 元々ボサノヴァがお好きなYさんは、偶然番組で「茅ヶ崎在住ボサノヴァ歌手」として紹介された私をご覧になり、MIDORiをググったらプロフィールに「三次市出身」と書いてあって驚いたそうです。

2019年の渋谷eplus LIVING ROOME CAFE & DININGの公演後、声をかけて頂き、私たちは知り合いました。

出身地よりも先に歌に興味をもって下さったと知ってとても嬉しかったです。


コロナ禍で自由に音楽活動ができない時も、「再開を待っている」という励ましのお言葉を頂き、心に沁みました。


Yさんとの再会は嬉しさも一入でした。

三次の食文化に興味を持ってくれた東京生まれ東京育ちのNPOの仲間、橋本啓吾くんも参加してくれました。

 

会場に着くと、福岡三次市長が爽やかな笑顔を湛えて出迎えて下さいました。

思いがけずご挨拶できて光栄でした。


福岡市長のご祖父母様(ご祖父様は元衆議院議員、元三次市長)には、 亡き両親がとてもお世話になったそうです 。

亡父母は昭和41年5月に結婚し三次駅近くの中原というところに家を借りて約9年間住んでいました(昭和47年の水害に遭ったのもその家でした→昭和47年三次豪雨災害

福岡市長のご祖父母様のお宅のすぐそばで、なにかと可愛がって頂いたそうです。

妊婦だった母が産気づいた時、父は庄原の田舎に帰っていて不在で、若かった父母の家には電話がなかったので、母は福岡市長のご祖父母様宅へ助けをもとめにいったそうです。

小さい頃から「福岡さんご夫妻は命の恩人」とインプットされていたので、ご令孫である現市長にお会いした時、感謝の気持ちが込み上げてなんとも言えない感動に浸りました。


命の恩人のご令孫、福岡誠志市長と


 

会の冒頭、市長のはつらつとしたスピーチがあり、次いで、三次ワイナリー太田醸造長、美和桜酒造坂田社長、山岡酒造山岡社長、そしてもち麦の安田農産安田代表社員からそれぞれお話がありました。

テーブルには、TOMOEワイン赤白、美和桜純米大吟醸、瑞冠大吟醸が一杯ずつグラスに注がれていて、もち麦を含む三次産の食材を使った料理のワンプレートがサーブされました。

生産者さんの想いを直接聞きながら頂くというのは初めての体験で、お酒もお料理も更に美味しく感じて、1時間はあっという間に過ぎ去っていきました。


イベント終了後、記念撮影をしました。


Yさんご夫妻とNPO仲間の橋本啓吾くんと

生産者の皆様と(左から太田醸造長、私、橋本啓吾くん、坂田社長、山岡社長)


感動の出会いと再会に恵まれ、東京から三次の魅力を再発見できた、大満足な素晴らしいイベントでした🍀


9月にTauに行った時はTOMOEワインと瑞冠を買ったので、今回は美和桜を買って亡父母の遺影に供えました。日本酒が好きだった父は特に喜んでくれたと思います。



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