母校の行事出席のため、4年ぶりに京都を訪れた。
四条大宮のホテルから母校まで2.6km。
直通のバスもあるが、徒歩で向かうことにした。
ちょうど中間地点に阪急京都線西院駅がある。
駅の出口付近は遅刻寸前のドタバタシーンしか思い出せない。
そんな学生時代の忙しない思い出が詰まった西院駅のそばに、評判のカレー屋があるとの情報を入手。教えてくれたのは、このブログにも度々登場している行きつけのご近所美容院「髪と日常」店主のお二人。
聞いていた通り、店の前には行列ができていた。待つのが苦手な私は行列を避けて生きてきたが、回転が速そうなので珍しく並ぶことにした。
待つこと15分。
一口食べた瞬間、懐かしさが込み上げてきた。そうだ、幼稚園の給食で出ていたあのカレーだ!
こんなに美味しい食べ物があったなんて!とおさな心に感動した。
それ以来あの味に出会えていなかった。
死ぬまでにもう一度食べたいと思っていたカレー。
まさか、45年以上もの時を経てあの時の感動を京都で味わえるなんて!
そう思ったのも束の間、すぐに幼稚園のカレーにはなかった辛味が押し寄せてきた!
ヒーヒーしながら完食。
でもとにかく美味しかった!
教えてくれたおふたりに感謝。
栄養補給したあと、再び忙しない思い出しかない通学路を歩いた。
思い出ってやっぱり宝物。