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1%の希望

かつて、ある人が「それは絶対ない。ありえない」と言い放ったとき、私は言いようのない違和感をおぼえた。


世の中に絶対と言えるものがあるのだろうか。


たとえ99%可能性はなくても、1%でも一縷の望みがあるなら希望を失いたくないと応えた。


今日、その1%が、かなりの具体性をもって現実になろうとしているのを目の当たりにした。


人生はわからないものだ。

だから、おもしろい。


最近、自分の感情と身体の感覚をリンクさせて心身の状態を観察している。

感覚に意識が向くにつれ、自分にとって何が一番大事か、じわじわとわかってくる。


NPOの活動に進展があると、体幹部からちょっとだけ左寄りの胸のあたりがじわーっと温められて涙腺へと繋がり、脳に突き上げていくのを感じる。

オキシトシンが分泌されているのかもしれない。


今日海外とzoomコールをしているあいだ何度もこの感覚を味わった。


今宵はアルゼンチンワインと共にその余韻をじっくりと味わおう。


私の脳裏には真剣に向き合ってサポートしてくれた人々の顔が浮かんでいる。


ちょっと左寄りの胸のあたりがジワーっとしている。








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