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2nd CDレコーディング


3月の雨と雪が降りしきる中、

2日間にわたるレコーディング合宿(@拙宅)が無事に終わりました。

ピアニスト永見行崇さんにはうちに泊まりこんでいただき、

両日とも深夜まで集中して全9曲を録音しました。


2作目となる今回のテーマは「家」です。

去年の秋からCD制作の方向性を二人で協議する中で、レコーディング機材所有の永見さんから「家でとることもできますよ」 と、ご提案いただき、そこから今回のテーマが生まれました。


(永見さんの写真はテスト録音時)

家の生活音をあえて入れることで、自然な仕上がりにしよう、というのが狙いです。

薪ストーブや鍋の音だったり、猫の鳴き声だったり。

聴きながら私の家に遊びに来ているような感覚を感じてもらえると嬉しいですね。

コンセプトに基づいて、全曲家の中で繰り広げられる様々なシーンを歌った名曲をセレクトしました。

ポルトガル語5曲、英語2曲、スペイン語2曲、計9曲の収録です。

うち、オリジナル1曲はポルトガル語で、永見さんとの合作です。

ポルトガル語の最終チェックはサンパウロ在住の親戚にお願いしました。 「よくできている!」と太鼓判を押してもらい大きな自信につながりました。

骨幹はそのままで、より情緒的な言葉や表現を教えていただき勉強になりました。

また、自分で詩を作ることで、今まで気がつかなかった歌詞の大事なポイントにも目を向けられるようになりました。

 

今回は2曲ほどチェリストの新井みつこさんにご参加いただきました。 チェロの音色がまろやかに響いて心地よく、ずっと聴いていたい感じでした。



ピアノの調律は、ピアノを譲ってくれた友人が紹介してくれたかたで、長年お世話になっている鎌倉ピアノ芸術社社長の梅根さんにお願いしました。

とってもお忙しいかたなのですが、「レコーディングまでお付き合いします」とご協力を申し出てくださいました。

梅根さんにはこれまで調律のみならず、私が携わっているNPOの活動を気にかけてくださったり、音楽イベントを通して人脈を拡げる機会をくださったりと色々とお世話になっているのです。本当にありがとうございました。

 

永見さんの独創的なアレンジは期待通りで、例えば、アントニオ・カルロス・ジョビンの「Águas de Março(3月の雨)」は、なんとなくですが、雰囲気が永見さんのオリジナル曲「 きのこコロコロ 」に似ています。

1枚目制作の時もそうだったように、歌をディレクションしてもらうことにより、自分の歌を客観的に把握できるので、レコーディングを通して気づくことや学ぶことは多いですね。

さて、どんな1枚になるでしょうか。


リリース日が決まり次第お知らせします🍀

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